1ヶ月インドひとり旅~コルカタPart.7

前回、世界一富裕層が住んでいる都市ムンバイをお伝えしました。
豊かな反面、高層ビル群を見上げ隔離されたようにスラム街がある、その格差ある光景にショックを感じました。

歴史の遺物インドのカースト制がこのムンバイでは現在進行形だと感じました。

今回はコルカタをお届けします。

<コルカタ訪問地>

1.コルカタへ
・飛行機

2.ホテル・町の様子

3.ニューマーケット

4.生贄カーリー寺院

5.おまけ
・サイダー


□コルカタ
コルカタへ

◆飛行機

ムンバイからコルカタへインドのLCC航空indigoで約3時間フライト約6,000円で来ました。

近代的な空港です。
ここからエアポートバス40INR(80円)くらいで市内の中心に行けます。

コルカタは旅人が集まるサダルストリートへとにかく向かいます。


□コルカタ
ホテル・町の様子

 

昔からバックパッカー達の定番の安宿ホテルといえばサダルストリート近くにある「HOTEL PARAGON」でした。

宿を決めていなかったのでどんなホテルか見に行きました。

部屋を見た瞬間に一夜を過ごすのには刺激が強すぎると宿泊しませんでした。

別の安宿にしましたが・・
荷物だけ置いて夜にホテルに戻ると・・

従業員が廊下に寝ているんです(゚Д゚;)

さらに洗面所の蛇口をひねるとゴキブリの大群が排水溝から溢れてきました(;゚Д゚)

ギャアーーーー!

5匹くらい出てきたかな。
もう絶叫ですよ!
従業員に来てもらいましたが、スリッパで楽勝で殺していくんです。

そしてすべてのゴキブリを殺し終えると・・

「では、おやすみ・・バイバイ」って。

おいっ!ムリ~!

従業員に部屋を交換してもらいましたが・・
この時の恐怖は今でも思い出すと背筋がゾ~とします。

次の部屋ではヤモリでした(;^_^A
もう諦めて就寝しました。

翌日、1,000円台の安宿は諦めて「Capital O 8318 Beeu Guest House」に宿泊しました。

簡単な朝ごはんも付いて1泊2,500円

ようやく落ち着いた!
一般的な普通の清潔で広い部屋。
普通という安心感!(;^_^A
1,000円台でも想像をはるかに下回るのがインドだ!





◆町の様子

コルカタは疲れた旅人が来る町ではないと思いました。

その理由に癒される景色が少ない、汚い、ごちゃごちゃしている、人権無視など。

ニューデリーの次に多くの日本人の大学生に会ったのがここコルカタですが、みんな顔が笑っていなくて疲れていました。

多くの大学生はマザーテレサのボランティアでコルカタに来ているんですが・・

町の様子を見てカルチャーショックを受け萎縮していました。

町の至る所では東南アジアでよく見かける電線のクモの巣。(゚Д゚;)

鳩が大量にいる空き地で商売する人。
パラソルが糞まみれ!!!(;゚Д゚)

小さい布切れだけで手すりのペンキを塗り替えている手がペンキまみれになっている老婆(;゚Д゚)

コルカタは地下水が多く手動で水を汲み上げます。

その水で路上で洗濯と行水をする人達!(;’∀’)

一度地下鉄に乗りましたが、ぎゅうぎゅう詰め!
もう乗りたくない(-_-;)

たくさん見るストリートチルドレン。

経験値の低い日本の大学生がこの町の光景を見ると、十分すぎるくらいショックを受けるでしょう。

すると大学生の顔から笑顔が消えます。

マザーテレサのボランティア施設に行かなくてもボランティアを必要としている人は町中に溢れています。

それがインドの現状なんです。




□コルカタ
ニューマーケット

 

コルカタの台所「ニューマーケット」を訪れました。

写真を撮っていると高い確率で声をかけられます(;^_^A

知らないおじさんと、はいっチーズ。

ニューマーケットでは衣服・雑貨・食なんでも揃います。

他の方のブログでニューマーケットの記事で取り上げていないのが肉屋です。

この肉屋のエリアがもっともカオスでインドらしくてとても面白いです!

例えば下の写真・・自分で捌いた牛の頭蓋骨を前にポーズをとる店主。

むちゃ怖すぎるっ!

木そのままのまな板で肉を捌いている所(^_^;)

極めつけはこの肉屋のフロアーでカラスが飛び交っている事!
(;゚Д゚)

カラスが市場内の鉄線に20~30羽くらい飛び交っています。

もちろんフン害もあるでしょう!

その状況で肉を販売しているのだから・・さすがインド!

・コルカタの人

コルカタには何度も来ています。
何度も来て分かったのですが、コルカタのキャラクターは関西人に似ています。
冗談好きでお節介なほど、人好きな所もあります。
ニューデリーで騙された日本人はコルカタの人達も同じだと思われますが、実はキャラクターは違いますよ。




□コルカタ
生贄カーリー寺院(Kalighat Mandir Shaktipeeth)

 

ヤギの生贄があると聞いて、生で見たい人はいますか?

じつは僕がコルカタに来た一番の理由がこの生贄の儀式です。

その生贄の儀式を現在でも行っているのが「カーリー寺院」です。

写真の僕の後ろにあるのがその寺院です。

地下鉄Blue Lineで「Kalighat」駅を降りて歩いて10分です。

毎日基本ヤギの生贄の儀式を行っています。

この黒いヤギが、生贄として首を切られるところです。

この日は10匹のヤギが首を切られていました。
多い時で20匹も首を切るんですって(;゚Д゚)
無料で誰でも見られます。
バラナシ同様インドは死を身近に見せる数少ない貴重な国。

・生贄の儀式

家族などに不幸があると生贄を差し出し、幸運を願い行います。

僕は目の前の距離でこの儀式を見ました。

2人の男に両足を掴まれたヤギは首切り台に乗せられます。
モンハンのゲームでしか見たことない大剣を持つ人が現れると太鼓の音が大きくなり…周りのインド人が騒ぎ始めます。

あっと言う間の出来事です。

振りかざした大剣は胴体と頭を切り離してました。

周りを囲むインド人はその瞬間に手を上げ神を祝福。

胴体はしばらく動いたまま…生贄という行為は”エグいな”と…目の前の距離で見て感じました。

その後、ロープで吊るされた首無しの胴体の肉を解体。
水を皮と肉の間に流すと皮が剥がしやすく…
内蔵も取り出され5分くらいで僕たちが普段見る肉になります。

生贄という行為が世界から非難されています。
いつまで続くかわからないので今見れるときに見る事をおススメします。

意外に肉を解体する手際のいい職人に僕は感心しました。

実は生贄というと皆さん騒ぐと思いますが、その後、肉を販売します。
外で買うよりも安く買えるらしくわざわざこの時間帯に買いに来るインド人がいます。

これは生贄ではなくて食育だとも思いました?!

太鼓の音がない自動化されたある意味生贄の肉を毎日僕たちは食べてるんだなと…。

◆おまけ

・サイダー

露店で喉が渇いてよくわからないけどサイダーらしいので注文しました。

これが想像していた味と全く違います。

まずいっ!
たった1杯15円です。

味は薄ーい炭酸に海の海水に強引に砂糖を混ぜた味です。

リアルにそんな味なので実際に海の海水に砂糖混ぜて飲んでみてください。

飲めなかったです・・すみませんm(__)m

次回はバラナシの町をお届けします。


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