イスラエルひとり旅5日間∼エルサレムPart.1

昔からいざこざが絶えず、最近パレスチナとイスラエルの戦争が起こってしまいました。

僕達の多くは報道を通してしかイスラエルとパレスチナという国を知らないのが大半だと思います。

常にこの地域では戦争やテロの映像が流れ、それが記憶に残り危ない国というイメージが先行していると思います。
実際はどうなのか・・。
世界の人々の信仰心を掻き立てる宗教の聖地とはどういう所なのか・・
最近の戦争が起こる前に訪問し、この目で見てきました。



<イスラエル訪問地>

1.歴史・空港・市内へアクセス

2.Jerusalem Home hostel

3.超正統派ユダヤ教徒

4.エルサレム旧市街地
・嘆きの壁
・聖墳墓教会
・「ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)」

・岩のドーム


□イスラエル
歴史・空港・市内へアクセス
◆歴史
まずはこの地域の簡単な歴史を学びましょう。
パレスチナ問題

  1. 問題の発端は2000年以上前
    住んでいた王国がローマ帝国によって滅ぼされたユダヤ人が、パレスチナを追い出される。
  2. 紛争の大きなきっかけとなったイギリスの密約
    19世紀、パレスチナを統治していたイギリスがユダヤ人とパレスチナ人とさらにフランス人とも国を譲渡する密約をし、さらに複雑化。
    戻りたいユダヤ人と、先住のパレスチナ人との間に衝突が起こる。
    国連決議によりパレスチナが、ユダヤ人とアラブ人の2国に分けられる
  3. 決議に反発したアラブ諸国がイスラエルに攻め込み中東戦争が始まる。
  4. イスラエルとパレスチナの間にオスロ合意が交わされパレスチナに暫定自治区が設置される。
  5. ハマスの台頭
    パレスチナの武装組織ハマスが選挙に勝ちガザ地区を独自に支配。
イスラエルMAP
歴史を見ると一番悪いのはイギリスのような気がしますけどね
(;゚Д゚)

◇空港

近年成田ーイスラエルの直行便が就航し、12時間半で行けるようになりました。
でも今回はトルコ経由でイスラエルの玄関口「ベン・グリオン空港」に到着しました。

空港は石を積み上げた壁が巨大な神殿のような印象を与える開放感ある空港です。

空港の外に出るとイスラエルを象徴する燭台(しょくだい)のオブジェがあります。

・イスラエルの燭台

メノラー(燭台)といい宗教的な意味合いが強いものです。
ユダヤ教の重要な象徴で、イスラエル国の紋章などにも用いられています。

空港に着いて最初に目に入って驚くのがイスラエルの公用語、ヘブライ語。

暗号のような文字に異国に来たんだな~とワクワクと不安を感じます。

◇市内へアクセス

交通系ICカード

空港からエルサレムへ向かいます。
交通系IC「ラブカブカード(Rav-Kav Card)」5ILS(200円)を購入すると便利です。
イスラエルの通貨は「シュケル」といいます。
1シュケル=約40円。

Yits’hak Navon駅

空港からエルサレムへは電車で向かいましょう!

・空港からエルサレムへ

鉄道が圧倒的に早くて便利。
JLM-Navon行きの電車に乗りましょう。
Yits’hak Navon駅で降ります。
30分18ILS(800円)

電車は約30分おきに発車しています。
駅からはLRTやバス、徒歩でホテルに向かうという流れになります。

現金は基本使いません。
イスラエルは近代国家なのでクレジットカードがあれば、基本問題なく過ごす事ができました。




□イスラエル
・Jerusalem Home Hostel

 

Yits’hak Navon駅から本日の宿「Jerusalem Home Hostel」へ歩いて向かいます。
韓国とは違いGoogleMapが使えるので迷う事はないと思います。

街並みは空港と同じ石造りのレンガが使われていて統一感があり好印象です。

治安はとてもいいです。
日本で思っていた印象と現地の肌感覚は違いました。

それでも繁華街などは銃を持った兵士が警備をしています。
日本人にとって旅行に来ていて銃を見るのは怖い光景ですね。

イスラエルに着いてすぐ感じたのは、イスラエル人がとてもやさしい。
道を聞いてもとても親切です。

さらに国が近代的です。
古い重要文化財などの神殿や建物は残しつつ、駅などの公共施設は近代的だと感じました。

街を歩いていて決定的に異様だと思える光景が・・
黒服と帽子、そしてあごひげに長いくるくるのもみあげをする「超正統派ユダヤ教徒」。

また精神疾患かと思えるようにブツブツひとりで話していたり、指を数えるようなしぐさをする光景を見ました。

明らかに現代社会に溶け込まない頑なな精神力と宗教の怖さ・・
そして逆に彼らが戒律を守る不自由な生き方を僕はかわいそうと感じました。

「超正統派ユダヤ教徒」

メアシェアリーム地区に多くの「超正統派ユダヤ教徒」が生活をしています。

女性の服装
女性に関しては、詰まった襟にロングスカートが基本。
既婚女性は髪をすべて剃ったり、スカーフで覆ったりします。

さらに意外なのがメシア(救世主)が現れないとユダヤの主権は実現できないと信じ、イスラエル国家を認めていない人もいます。

18歳以上の男女に課せられる徴兵義務も特別に免除されてきたが、最近徴兵制が課せられるようになってきている。

男性の場合は、一生を宗教の学びに捧げるのが超正統派の生き方。
つまり、就職もせずに宗教を学び続ける。
その代わり女性が働き生活を支える。
なので英語も算数も学んだことのない大人たちが、この世界では珍しくない。

超正統派ユダヤ教徒が多く住むメアシェアリーム地区「Jerusalem Home Hostel」が本日の宿です。

家族で経営しているHostelです。
中庭があり他の旅行者とコミュニケーションが取りやすい。

ホームステイのような部屋でした。
1泊5,500円

チェックインを済ませて世界3大宗教聖地エルサレムへ向かいます。

Part2へ続く↓




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