リバーサイド「Dhaka River Port」にやってきました。
すっかり夜です。
目の前にはこれみよがしに派手さを競うように多彩なネオンが灯された大型の船が並びます。
本当に船がでかいっ!
近くで見ると天井に隙間なくLEDが設置されています。
派手さと大きさに圧倒され呼吸をするのを忘れそうです。
船内に入ると一番安い座席のクラスは甲板に敷物を敷いて寝るようです。
寒そう~。
岸辺にはゴミというかヘドロで水面が見れません。
ニオイも相当ヒドイ悪臭。
手漕ぎボートの遊覧があったので乗ってみました。
夜の暗い川の水は悪臭を伴っていたので触ってはいけない水と思う位不気味でした。
暗闇に溶け込む船頭さん。
もちろん英語は話せません。
独りぼっちのバングラの夜ですが、悪臭を伴う水でも僕の心を穏やかにしてくれました。
ボートで進んで行くと信じられない光景がっ!
発泡スチロールの上で子供たちが水の上で遊んでいました。
しかも水に入ってる子もいたんです!
カオスっ!
途中で青い制服を着た隣に写るおじさんが案内するといってやってきました。
出ました!
バングラディシュで初めての案内詐欺です。
案内し終わった後に5,000円よこせって言われました。
もちろん払いません。
少し言い合いになりましたが、毅然とした態度でふざけんな~っ的な事を英語で言ってやりましたよ。
今後の日本人の為にもしっかり拒否しておかないと。
※詐欺
やはりバングラディシュでも詐欺を行う人はいます。 |
下記写真を見てください。
リバーサイドの渋滞です。
行きの渋滞もすごかったんですけど、さらにすごいです。
写真では同じくらいに見えるかもしれませんが。
地面が見えないくらいの密度に人・自転車・車ひしめきあっています。
見てるだけでも疲れるのが分かりませんか?
バングラでは夏祭りの高揚感が毎日続きます。
でもここでも意外だったのはリキシャタクシーに乗って帰ったんですけど、隙間をスイスイと進んで行くんで時間はかかるんですけど思ったよりは早く帰れるんですよね。
すごっ!
Booking.comで見つけた最安値宿に泊まる事にしました。
1泊880円の「AS Shams Hotel」。
インドでは1,000円以下の宿は多く存在しますが、バングラではほとんどありません。
今晩1泊だけネタとして宿泊する事にしました。
部屋の鍵は南京錠です。
部屋は・・
ベッドだけ、というごくシンプルな設備。
ニオイもなく快適です。
シーツのシミはあるもののちゃんと取り換えてくれてて清潔でした。
シャワーはなく、トイレはバケツで流すタイプ(;^_^A
ダッカの人の量はときにピラニアのよう…
街から聞こえるクラクション…
リキシャのベル…
人が吐くツバの音…
そしてアザーンの礼拝を促す爆音…
大気汚染と異臭と共に五感を刺激します。
オールドダッカはゴミを固めた上に大量の人が住んでる印象のカオス状態。
中途半端な町はすぐに離れたくなりますが過剰な物を見せてくれるダッカはすごく癖のある酒のおつまみみたい。
初日からバングラディシュが見せるカオスに抵抗と許容を繰り返し、馴染み、楽しみ、成長している自分がいました。
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