【日本離島とことこ旅日記】~与那国島<後編>

□与那国島
久部良バリ

少し息抜きでやってきた場所が「久部良バリ(クブラバリ)」です。

バリとは割れ目を意味します。

単に岩の亀裂がある場所ですが悲しい人頭税という歴史を知っていると見え方が変わります。

亀裂の幅は大体3~5m、深さは7~8m。




~人頭税~
昔「人頭税」というのがありました。

昔といってもたった100年前の話です。

人口を基準とする税金だったことからそう云われています。

男性は穀物を、女性は織物を決められた数、琉球王府に納めなければいけません。

妊娠している女性は機織りの仕事が出来ませんでした。

そこで妊娠している女性を岩の裂け目の淵に立たせ、反対側まで飛び越えることが出来れば生かしてもらえるという・・

その1つの基準に久部良バリは利用されていました。

でも多くの妊婦が亡くなり人口を減少させられました。

そして男性は村中に銅羅が鳴り響くとすぐに「トゥングダ」と呼ばれる田んぼに走っていきます。

時間制限内に駆け付けられないような体力のない男性は、有無を言わせず皆殺しにされました。

という悲しい歴史が沖縄の離島にはあるんですね。

どうですか?
ただの割れ目には見えなくなったのではないでしょうか?



 
□与那国島
漁協食堂
お腹が空いたのでボリューム満点の食堂を紹介します。
 
 

与那国島はカジキ料理が有名でその食材が提供される
「漁協食堂」は地元の人が通うローカル食堂です。
 
このさかなフライ定食をご覧ください
 
 
この種類の多さとボリュームで850円です。
 
驚きのコスパ!!!
 
味も文句なく☆5つです。
 
無料駐車場もあり。
 
とことこミシュラン決定!(←行ってよかった場所)
 

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